北海道後志地方の共和町で10月14日、リンゴの木に登り、実を食べるクマ1頭が目撃されました。
14日午後3時10分ごろ、共和町国富にある果樹畑で、土地の管理者がリンゴの木に登るクマ1頭を発見しました。
通報を受けた警察や役場職員が現場に駆けつけ、捜査をしている最中に、別のクマ2頭が現れ、全部で3頭のクマが確認されました。
最初にいたクマは体長1.3メートル、その後に現れた2頭はいずれも体長1メートルほどでした。
食害の規模は分かっていませんが、現場には食べ散らかした跡や、クマの糞などが見つかりました。
現場は人家から約100メートル離れた場所です。
クマ3頭はその後、北方向の山に去っていったということです。
この果樹畑では、午前9時10分ごろにも、ナシの木に登って実を食べるクマ2頭が目撃されていました。
警察はパトカーによる警戒活動を実施するとともに、付近の住民に注意を呼びかけています。