北海道の東部、オホーツク沿岸の湧別町の中心部で4月15日未明、体長約1.5メートルのクマが目撃されました。

 警察と町は、市街地での目撃のため警戒を強めています。

 15日午前2時10分ごろ、湧別町曙町の道道で、漁港に向かっていた漁師の男性が、前方を走るクマの後ろ姿を目撃しました。

 男性は約20キロの速度でクマの約10メートル後方を走行していたところ、クマはガソリンスタンドのある交差点を左に曲がって姿を消したということです。

 男性はそのまま漁に出て、陸に戻った午前4時10分ごろに警察に通報しました。

 警察と町が周辺の警戒活動を行いましたが、クマの痕跡は見つからず、これまでに被害の報告もないということです。

 現場は一般住宅や商業施設が立ち並ぶ町の中心部で、警察はパトカーによる警戒活動を続けています。

北海道文化放送
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