カープです。来シーズン、1軍定着を狙う若鯉たちは宮崎県日南市でフェニックスリーグを戦っています。貴重な実践の中でそれぞれがレベルアップを目指しています。

宮崎県で行われているフェニックスリーグ。
野手ではプロ5年目の二俣がこの秋からキャッチャーに再挑戦。
今シーズン自身初の開幕スタメンを掴むも54試合の出場に留まり、来シーズンより多くの出場機会を得るため決断を下しました。

二俣は14日の日本独立リーグ選抜との試合で先発マスクに。
本人は「キャッチャーとして一から取り組む」と意気込み、ピッチャーを巧みにリード。
完封勝利に貢献し新たなポジションで大きな収穫を得た試合となりました。


一方、投手陣ではドラフト3位ルーキーの岡本駿が先発に挑戦。
今シーズンは中継ぎとして41試合に登板しましたが、この秋からは先発に挑戦しています。
立ち上がり、ヒットでランナーを許しますが。
低めの直球を打たせてダブルプレー。

初回を無失点で切り抜けると。
3回には…。
今度は、高めのストレートを振らせ、前の回から三者連続三振、安定感のあるピッチングを見せます。

岡本はその後も相手打線に2塁すら踏ませず、完封勝利の快投。
今シーズン、防御率リーグ5位に終わったカープ。
岡本が先発投手として一歩踏み出しました。

【岡本投手】
「自信にもなりましたし、これからもいいピッチングをしたい。トレーニングも試合内容も充実しているので成長できているかなと」

そんな中、バットで存在感を示したのがプロ2年目の佐藤啓介。
満塁のチャンスで迎えた3回の第2打席。

ライト前に運ぶタイムリーでマルチヒットを記録。
スイング軌道の修正に取り組む中、早速、その成果が結果として現れました。

テレビ新広島
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