食事を準備することが難しい同居の父親を放置し遺棄したとして、北海道釧路市に住む派遣社員の娘(53)が保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。

 娘は釧路市美原5丁目の自宅で、今年7月ごろを最後に食事の準備など日常生活を営むことが難しい同居の父親(83)に食事を与えるなどせず放置し遺棄した疑いが持たれています。

 警察によりますと、10月10日午後6時20分ごろ、近くの住人から「父親の姿を最近見ない」と警察に通報がありました。

 警察官が自宅に駆け付けたところ、父親の寝室とみられる部屋で父親の遺体が見つかりました。

 発見時、遺体の損傷が激しかったということです。

 調べに娘は「できることはしていたので、正直納得できない」と容疑を否認しています。

 警察は父親の死因の特定を急ぐとともに、娘が保護責任者遺棄致死の疑いもあるとみて調べています。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。