北朝鮮メディアは、10日に平壌(ピョンヤン)で行われた大規模な軍事パレードの模様を放送し、新型のICBM=大陸間弾道ミサイルを初めて公開しました。
雨が降りしきる平壌の広場に集まった大勢の観衆の大歓声に手を振って応える金正恩(キム・ジョンウン)総書記の姿が映し出されます。
北朝鮮の朝鮮中央テレビは11日、前日行われた朝鮮労働党の創建80年を祝う軍事パレードの映像を放送しました。
金総書記は演説で、アメリカを念頭に軍事力の強化を続けると強調しました。
北朝鮮・金正恩総書記:
強力な革命武力とともに不正義と覇権に反対し、正義と平和を守るための進歩的な共闘で自分の責任を果たすことを明言する。
また、新型の大陸間弾道ミサイル「火星20型」が初めて公開され、「最強の核戦略兵器」と紹介されました。
パレードには中国やロシアの首脳も出席し、北朝鮮は後ろ盾となる国々との連携を誇示しています。