公明党の連立政権離脱を受け首相指名選挙の行方が注目される中、国民民主党の玉木代表は安全保障政策の修正がない限り現在の立憲民主党とは組めないとの考えを示しました。
公明党の連立離脱を受け、立憲民主党の野田代表は首相指名選挙で自身が首相候補となることにこだわらない考えを示しました。
また泉前代表は、国民の玉木氏について「『立憲とやらない』などという小さな覚悟ではなく、『政策を早く実現する』という大きな覚悟であってほしい」と野党の首相候補としての期待を示しました。
こうした中、玉木氏は政権を共にするには立憲の安保政策と原発政策の変更が条件になるとの考えを示しました。
国民民主党・玉木代表:
現在の立憲民主党とは組めません。やっぱり基本政策が違いますから。特に安全保障に関して考え方が異なると、これは政権は担えないし担うべきではない。
一方、自民党からも野党の連携をけん制する声が出ています。
自民党・武部文科副大臣:
数合わせで政権を作ることは一番やってはいけない。野党が政策で一致し、こういう政権を作って、こういう政策を実現しますということを国民の皆さま方に示さないといけない。
また高市総裁は11日は議員宿舎から出ず、今後の対応を検討したとみられます。