那覇市の20代の男性が9日、県外の警察官などを装う人物に現金約170万円を騙し取られました。
那覇市に住む20代の男性の携帯電話に9日、警視庁の警察官や検察官を名乗る人物から「あなたの口座が資金洗浄に使われていて容疑者として浮上している」などと嘘の電話がありました。その後、ビデオ通話などで「あなたの無実を証明するために口座の振り込み履歴を確認したいので協力してほしい」と説明された男性は、指定口座に現金168万円を振り込んだということです。
男性は確認後に返金すると伝えらえられていましたが、期限を過ぎても金が返ってこなかったことから、不審に思った男性が警察に相談し被害が明らかになりました。
警察は捜査機関が電話などで現金を要求することは絶対にない。1人で判断せず、振り込む前に周囲に相談するよう呼びかけています。
