沖縄とハワイの姉妹提携40周年を祝う式典が11日に行われ、これまで築き上げた絆を次の世代にも継承していく決意を新たにしました。
11日に那覇市で開かれた式典には、ハワイ州のジョシュ・グリーン知事や県系人など約250人が参加しました。玉城知事は沖縄から最初の移民がハワイへ渡って今年で125周年になることに触れ「今後も両地域の発展にむけて絆を絶やすことなく次世代に繋いでいきたい」と挨拶しました。
ハワイ州 ジョシュ・グリーン知事:
お互いの文化を共有しているということを念頭に置き、私たちは今後も友情の架け橋を築き続けていけると考えています
また、式典の前には県とハワイ州が2010年に締結したクリーンエネルギーに関する覚書を更新する調印式も行われ、カーボンニュートラルの実現に向け産学官が一体となった協力体制を強化することを確認しました。
グリーン知事ら訪問団は12日に平和祈念資料館を訪れるほか、那覇大綱挽に参加するなど、沖縄の歴史や文化に触れ交流を深めます。