3連休初日の11日、愛媛県松山市の観光地・道後地区で砥部焼を格安で販売するテント市が開かれ、多くの買い物客でにぎわっています。
テント市の会場となっているのは松山市の道後地区にある宝厳寺です。
このイベントは道後温泉周辺の活性化を図ろうとおととしから開かれていて、今年は砥部焼の窯元10軒が参加しました。
会場には皿や湯飲み、茶碗などおよそ1万点が並び、通常の価格の2割引きのものや中には、半額の特価品も販売されています。
定番の白磁に藍色の図柄が描かれたものやカラフルなものなど、窯元によって模様や色も様々。
絵の具を混ぜた土で模様を描く「イッチン」と呼ばれる技法で作られた作品は花が色鮮やかに表現されています。
訪れた人たちは商品を手に取りながらじっくりと品定めしていました。
愛知からの観光客:
「かわいい食器がいっぱいあるので楽しいです。(砥部焼は)丈夫そうで長く使えそうだなと思います」
砥部焼テント市は3連休最終日の13日まで開かれています。