公明党・大阪府本部の代表を務める石川博崇参議院議員が11日、定例記者会見を開き、自民党との連立与党から公明党が離脱したことに触れ、「地域地域での自民党議員や関係者との信頼関係・協力関係は今後とも変わらない」と述べました。
また自民党大阪府連の会長代行の松川るい参議院議員から電話を受けたことも明かし、「具体的なことはこれからだが、しっかり連携し、どういった関係を構築していくのか協議していきたい」と話しました。
そして、国会での総理大臣指名選挙については「斉藤鉄夫というわが党の代表の名前を書くことになるのではないか」と明かしました。
■公明・石川大阪府本部代表 大阪での自公連携の今後語る
【公明党 大阪府本部 石川博崇代表】「(“連立離脱”は)国政、国における自公関係の話でありまして、それぞれ地域地域では自公で協力しながら、例えば首長を支援して擁立している自治体もあります。
地域地域での自民党議員あるいは自民党関係者との信頼関係、あるいは協力関係は今後とも変わらないと思っていますので、その点もあえてお伝えしたいと思います。
松川自民党大阪府連会長代行からも先ほどお電話をいただきましたけども、具体的なことは、昨日の今日のことですので、これからですけども、しっかり連携し、またどういった関係を構築していくのか、協議していきたいと考えております」
(Q.自民・松川府連会長代行の電話の内容は?)
【公明党 大阪府本部 石川博崇代表】「きのうのことを受けて…一般的なご挨拶ですね」
(Q.関係構築の協議の日程など具体的なことは?)
【公明党 大阪府本部 石川博崇代表】「今のところ決まったものがあるわけではありません」
■総理大臣指名選挙は「斉藤代表」に
また石川大阪府本部代表は、総理大臣指名選挙で「公明党は斉藤代表の名前を書く」と説明しました。
【公明党 大阪府本部 石川博崇代表】「きたる臨時国会での首班(総理大臣)指名選挙で高市早苗新総裁の名前を書くことはできない、と。
国会も20日の週にはおそらく開かれるとみていますけれども、私ども公明党は『斉藤鉄夫』というわが党の党首の名前を書くことになるのではないかと思っています」