コメの出来栄えを示す指標として新たに導入された水稲の「作況単収指数」について、宮城県内は「99」と平均値を下回る結果となりました。
東北農政局によりますと、2025年の県内の主食用米の作付面積は、前の年を上回る6万5300ヘクタールでした。
予想収穫量も、前の年を上回る、34万900トンとなっています。
一方、10アールあたりの予想収穫量(ふるい目幅1.70mmで選別)は556キログラムで、前の年より少なくなりました。
農林水産省は今回の公表から、これまでの「作況指数」に代わり、直近5年間の10アールあたりの収量と比較して算出する「作況単収指数」を導入しました。
その指数は県内は「99」と平均値を下回る結果となりました。