ノーベル化学賞を受賞することが決まった京都大学の北川進特別教授(74)が、一夜明け、改めて喜びを語りました。
【京都大学高等研究院 北川進特別教授(74)】
「きのうは、夜遅く帰ったので、なんとか睡眠をしっかり取ろうと、バタンキューで。
気持ちよく朝起きた」
9日朝、京都大学では多くの大学関係者や学生たちが北川さんを出迎えました。
北川さんは二酸化炭素など狙った物質を吸着・貯蔵できる特殊な構造体を8日、ノーベル化学賞の受賞が発表されました。
【京都大学高等研究院 北川進特別教授(74)】
「(ノーベル賞が)発表されれると今までただのおじさんが、急に変わる、取り扱いが」
Q(若い世代に)アドバイスを
「今役に立つと思われていないけども、違う視点でやれば、そちら側が非常に大きくなる、ということもあり得る。
既に皆さんがいっぱいやったから、もうやることないと諦め気分にならずに、ますますチャレンジ精神でやっていただきたい、というのが私が若い人にいつも希望することです」
ノーベル賞は日本時間9日夜、文学賞が発表されます。