電気自動車大手テスラは7日、アメリカなどでEVの低価格版を発表しました。
テスラが発表したのは、セダンタイプの「モデル3」とSUVの「モデルY」の低価格版です。
最も安いモデルで3万6990ドルと、これまでのモデルより5000ドルほど安くなっています。
上位のグレードよりも走行可能距離を1割ほど短くし、後列のモニターを無くすなど一部の装備を簡素にしました。
アメリカでは2025年9月末に電気自動車を購入した際の税制優遇が廃止され、今後、EV需要の落ち込みが予想される中、テスラは廉価版モデルを投入して販売台数の維持を図る狙いです。