将棋の藤井聡太七冠は王座戦第4局で、挑戦者の伊藤匠叡王に勝って2勝2敗のタイに戻し、決着は最終局に持ち越しとなりました。
神奈川県秦野市で行われた「王座戦」五番勝負の第4局。藤井聡太七冠(23)はここまで1勝2敗で、タイトル防衛に後がない状況で迎えましたが、挑戦者の伊藤匠叡王(22)に99手で勝利し、2勝2敗のタイに戻しました。
藤井聡太七冠:
「少しでも実力を高めて対局を迎えられるようにしたいと思います」
藤井七冠の地元・愛知県瀬戸市で対局を見守った市民からは、歓声が上がりました。
瀬戸市民:
「ほっとしてる。もう後は将棋の神様しか分からないな」
最終第5局は、10月28日に山梨県甲府市で行われます。