北海道内でクマの出没が相次ぐ中、道は10月7日、クマのエサとなるドングリが凶作であると発表しました。
道内の300を超える地点で木の実の生育状況を調べたところ、クマのエサとなるドングリが「凶作」、ヤマブドウが「並作」または「不作」であることがわかりました。
実なりが悪いのはいずれも2年ぶりとなります。
エサを求めたクマが活動範囲を広げて市街地への出没が増えることが懸念されることから、道のヒグマ対策室は「秋のヒグマ注意特別期間」を11月30日まで1か月延長しました。
その上で「生ごみや家庭菜園の作物などを放置しないで」と厳重に注意を呼びかけています。