北海道赤井川村で10月7日、釣り人が鉢合わせしたクマに至近距離で威嚇されました。警察が周辺の警戒を強めています。

 クマが目撃されたのは赤井川村常盤の村道です。

 7日午後3時30分ごろ、男性が釣りを終えて駐車していた車へ戻っていたところ、体長約1mの子グマ2頭と遭遇しました。

 さらにその直後、体長約1.8mの母グマも出没。

 警察によりますと、母グマは男性に約8mの距離まで近づくと、立ち上がって威嚇したということです。

 立ち上がったクマはその後、子グマを連れて道路を横断し、山へと立ち去りました。

 男性にけがはありませんでした。

 通報を受けて、ハンターらが周辺を調べましたがクマの痕跡は見つかっていません。

 警察などが周辺での警戒を強めています。

北海道文化放送
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