三重県四日市市で住宅およそ3300棟が浸水した記録的豪雨。森智広市長が10月7日、「どういう対応をしても防げなかった」と説明しました。

四日市市 森智広市長:
「国の補助金をもらえる最大の対応を中心市街地はやってきていて、それを大幅に超える123.5ミリでしたので、どういう対応してきても被害は食い止められなかったと思う」

 森智広市長は7日の会見で、四日市市では中心市街地での内水氾濫への対策として、多くの自治体が目標とする1時間に50ミリを上回る「75.1ミリ」の雨に対応できるよう排水設備などの整備を進めていたと説明しました。

 9月12日は想定を大きく上回る観測史上最大1時間123.5ミリの大雨となり、市はハード面の対策だけでは限界があるとして、市民が住宅や店舗に止水板を導入する際に補助金を出すなどの新たな対策を検討しているということです。

東海テレビ
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