民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、長野市の「フジワラ」が9月25日に長野地裁から破産手続き開始決定を受けていたことがわかりました。

同社は2001年に設立された飲食店の経営業者で、フランチャイズチェーンに加盟して長野市内でラーメン店を経営し、2015年7月には店舗の不動産も取得していました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売り上げが落ち込み、収益も悪化して資金繰りがひっ迫したことから2021年2月にはラーメン店の営業を停止していました。

同年7月には店舗不動産を売却するなど債務整理を進めていましたが、借入金などを返済しきれず今回の措置となったということです。

負債は約2400万円と見られています。

なお、フジワラが運営していたラーメン店は現在は別の会社が運営しています。

長野放送
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