東急田園都市線の列車衝突事故で、東急電鉄が会見を行い、長時間の運休による混乱について謝罪した上で、信号の設定条件に不備があり、衝突につながったと説明しました。

5日、川崎市にある東急田園都市線の梶が谷駅で、渋谷行きの列車が回送列車と衝突し、回送列車の一部が脱線しました。

東急電鉄は7日午後会見を行い、本線に車両がはみ出した際は、停止信号が出るべきところを、設定条件に不備があり青信号が出ていたため、列車がホームに進入し、衝突したことを明らかにしました。

東急電鉄の福田誠一社長は、記者会見の冒頭で「通勤・通学をはじめとする大変多くのお客さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけすることとなりました。深くお詫びを申し上げます」と述べ、頭を下げました。

この脱線事故で約65万人に影響が出ました。

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社会部
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