東京・世田谷区で、設置された防犯カメラにまっすぐ近づき破壊する男の姿が捉えられた。被害を受けた店では、不法投棄の監視目的でカメラを設置していたという。
なぜ?防犯カメラを通りすがりに破壊
東京・世田谷区で9月28日午前4時過ぎ、日の出前でまだ薄暗い大通りから一本入った路地で撮影されたのは、自転車を押しながら歩く男の姿だ。

男は周りを気にする様子を見せながらも、一直線に防犯カメラに向かってくると、カメラを破壊した。

カメラが設置されていたのは、バイクショップだ。以前からバッテリーやタイヤなどといった不法投棄が相次ぎ、監視のために取り付けていたという。

バイクショップの代表は、「モニターを確認したらビデオロストというふうになっていて、『え、ロストって何?』という。すぐ外に出て、壊されていたという感じですね」と話す。

別のカメラには男が防犯カメラを破壊したあと、そのカメラを店の裏に向かって力いっぱいに投げ捨てる様子が記録されていた。

壊されたカメラが設置されていた場所には、既に新しいものが取り付けられている。