物価高の影響で消費を抑える人が増える中でも人気を集めている韓国コスメ。
週末、東京都内で韓国を中心とした50以上のコスメブランドが出展したイベントが開かれ、約2万人が来場した。

倍率10倍の化粧品イベントに2万人集結

4日と5日の2日間、有明GYM-EX(東京・江東区)で「Qoo10 Presents MEGA COSME LAND 2025」が行われた。

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手ごろな価格の化粧品が揃う通販サイトのイベントで、訪れた20代の女性たちからは「価格も安いし助かってます」「良い成分を手軽に試せるのはいいところだと思います」などの声が聞かれた。

長引く物価高により2024年に比べて「化粧品の消費金額が減った」という人が増える中、このイベントには20万人以上が応募し、倍率10倍という狭き門をくぐり抜けたラッキーな2万人が集まった。

イベントに出展したコスメブランドは、韓国をはじめとする50以上。
特に人気を博しているのが、韓国の美容グッズだ。

20代女性:
今使っている基礎化粧品はほとんど韓国コスメです。日本製のコスメに比べてカラーバリエーションが多いのと、成分とかお値段にしてはすごく入っていたり、コストの面でもすごく助かってます。

20代女性:
日本よりもトレンドの入れ替わりが激しくて、今の流行をダイレクトに知れるのが韓国コスメのいいところ。

節約志向が広がる中、美容大国・韓国のコスメは最新の化粧品をお得に試せるという。

節約志向と男性美容ブームが韓国コスメ後押し

会場には「美容男子」の姿もあった。

20代男性:
姉に誘われて来ました。姉が(韓国コスメ)大好きなので、それをたまに使わせてもらってます。今回を機に勉強して、韓国人みたいな肌になれるよう頑張ります。

最近は男性でも若者を中心に美容への関心が高まりつつある中、お肌に悩みを抱えているという30代の男性も、コスパの良い韓国コスメに魅了されていた。

30代男性:
毛穴とか肌のテカリとかはすごく気になる。今ほとんど韓国コスメを使うようにしてるかな。質もいいのと、コストも安い。最近はすごくSNSとかでも(韓国コスメが)流行ってるので日焼けとかが気になるので、積極的に使うようにしています。

韓国コスメの中には「日韓共同開発」を行うブランドもある。

ByUR・亀山彩菜さん:
韓国トレンドを日本の皆さまにより多くの方に届けたいという思いから、ブランドを作りました。

節約志向や男性の美容意識向上に後押しされる韓国コスメ、その人気は今後も広がりを見せていきそうだ。
(「イット!」10月6日放送より)

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