5日朝、奄美大島沖の日本の排他的経済水域内で確認された中国の海洋調査船が6日朝、排他的経済水域の外に出たことが確認されました。

第10管区海上保安本部によりますと、5日午前6時40分ごろ、奄美大島の西約380キロの日本の排他的経済水域内で、船の側面からパイプのようなものを海中に延ばしている中国の海洋調査船「向陽紅22」を10管本部の巡視船が確認しました。

巡視船が調査船に対して「我が国の同意を得ない海洋の科学的調査は認められない」と無線で中止を求めたものの、これまで調査船は応じていませんでしたが、1日以上が経過した6日午前9時ごろ、調査船が排他的経済水域の外に出たということです。

先月28日以降、同様の海域で調査船が確認されたのはこれで6度目です。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。