6日、高知県内では30℃を超す暑さとなる所がある中、四万十市の小学生が稲刈りを行いました。

小学生:「取ったぞー!」

稲刈りを行ったのは四万十市の具同小学校の5年生59人。社会科の授業の一環で米作りを体験しています。

市は100年後も清流・四万十川を残そうと川の環境保全に特化した「しまんと農法」を確立。具同小学校の米作りにも同じ方法が採用され、農薬を制限したり濁った水を川に流さないなど、環境にやさしい方法で育てられました。

6日は県内16地点のうち8地点で30℃を超え、四万十市の江川崎では33.1℃、高知市で32.4℃、四万十市中村で32.3℃を記録。このうち高知市を含む4地点で10月の観測史上最高を記録するなど「収穫の秋」ですが、夏を思わせるような陽気となりました。

稲刈りの感想:
「(刈る時に)力を入れるところが難しかった」

みんなで一言:
「いいお米が取れました!」

収穫された米は約300キロ。2025年は夏の高温で一部、稲の実入りが悪かったものの生育はおおむね順調だということです。米はこのあと、給食センターへの寄付や参観日に保護者に販売される予定です。

高知さんさんテレビ
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