5日、春野球場で決勝戦が行われ明徳義塾が圧倒的な強さを見せつけました。
決勝で対戦したのは2024年の優勝校・明徳義塾と下馬評を覆し決勝の舞台に立った土佐。土佐は準決勝で夏の甲子園に出場した高知中央を下す快進撃を見せていました。33年ぶりの優勝を目指します。
しかし、試合は序盤から明徳打線がつながります。2回に先制すると3回、2アウトランナー3塁の場面で4番の里山。その後も犠牲フライやスクイズなどで4対0と明徳がリードを広げます。明徳のピッチャー松下は6回までヒットわずか2本に押さえ2塁をも踏ませません。
試合も終盤、ここで一矢報いたい土佐が2点を返し4-2。しかし明徳はそれ以上、点を与えず2年連続24回目の秋の高知大会優勝をつかみ取りました。
馬淵監督は―
明徳義塾高校・馬淵史郎 監督:
「(今年の)新チームを結成した時は私が監督になって一番弱いんじゃないかと非常に不安だったんですけど、打順も決まったり軸になるピッチャーも決まりつつあるんじゃないかと思っています」
明徳義塾高校・筧遥真 主将:
「高知県代表として出場させてもらうので、恥じない全力プレーで神宮(大会)目指して頑張ります」
3位決定戦では高知商業が3対1で高知中央に勝利。これで県内からは明徳義塾、土佐、高知商業の3校が四国大会に出場することが決まりました。春のセンバツ大会の出場校を決める上で重要な参考資料となる四国大会。10月18日から愛媛県で行われます。