任期満了に伴う岡山市長選挙は10月5日に投票が行われ現職の大森雅夫さんが、4回目の当選を果たしました。一夜明け、大森さんは、争点の一つとなった新アリーナ建設について、早く事業化のゴーサインを出したいと話しました。

(大森雅夫氏)
「これからの4年間きょうの喜びを胸に、思う存分走っていきたい。」

大森さんは自民党や公明党などから推薦を受け組織選挙を展開、3期12年の実績をアピールしたほか、市が建設を計画している新アリーナの必要性を訴えました。投票率は36・66%で、前回を2・65ポイント上回りました。

一夜明け、岡山市役所では、職員が大森さんを出迎え、花束を贈って当選を祝いました。大森さんは、当選証書を付与されたあと、記者会見を開いて、4期目の意気込みを語りました。まだ事業化されていない新アリーナ建設について、企業からの寄付額などを見極めながら、早めに結論を出したいとしています。

(大森雅夫氏)
「ゴーサインをするのなら早めにしなければアリーナの完成時期がずれるだけだから、できるだけ早くゴーサイン出したい」

選挙期間中の市民との対話の中で、岡山県の協力を望む声もあったとして、大森さんは、改めて、県の費用負担の可能性を探っていく考えを示しました。大森さんの任期は、10月9日から4年間です。

岡山放送
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