連敗を止めたいJ3・福島ユナイテッドFC。前節からスタメンを4人変更し、2024年の昇格プレーオフで戦った因縁の相手・松本山雅との対戦した。
◇明治安田Ｊ3リーグ第30節・10月5日とうほう・みんなのスタジアム◇
＜福島ユナイテッドFC １－０ 松本山雅FC＞
前半は完全に福島ペース。前半11分、クロスにあわせたのは先発起用の矢島。このシュートは惜しくも枠の外。
その後も主導権を握り続け、何度かチャンスを作るが、相手ゴールを割ることができず、0対0で前半を折り返す。
後半も、アグレッシブに前に出た福島。試合が動いたのは後半12分だった。5カ月ぶりの先発・由井が粘ると狩野がボールを奪い前進。最後、仕留めたのは城定。得意の角度・左足振りぬきチームに貴重な先制点をもたらす。
終盤は、松本山雅の猛攻を受けた福島。しかし、最後の最後まで体を張り1点を守り抜いた。
2024年の借りを返し、プレーオフへ望みをつなぐ大きな勝点「3」を獲得した。
10位の福島も勝点は伸ばしたが、6位の奈良も勝ったため、昇格プレーオフ圏内までの勝ち点差は7のまま。残り8試合、次節は10月12日に栃木SCと戦う。
