柑橘の産地・呉市豊町では、『広島レモン』と『極早生ミカン』の出荷が６日から始まりました。
瀬戸内海に浮かぶ呉市・大崎下島の山あいでは、色が青く爽やかな香りが特徴の『グリーンレモン』が収穫され、生産者たちが果実の大きさを確認しながら一つ一つ丁寧に摘み取っていました。
【レモン農家・長本憲さん】
「香りがすごく良く、果汁も充分あるので、紅茶や料理の付け足しとして召し上がってもらえれば」
また、『大長ミカン』の中で最も早い時期に成熟する『極早生ミカン』の出荷も始まりました。初日の６日はレモンおよそ５００キロ、ミカンおよそ５トンが選果場に運び込まれました。
レモンとミカンの収穫は来年春ごろまで続き、県内の市場を中心に全国へと出荷されます。
