日本銀行大分支店は最新の県内の景気動向を発表し「緩やかに回復している」などと判断をおよそ2年ぶりに引き上げました。
日本銀行大分支店によりますと最新の県内全体の景気について「回復のペースが鈍化している」から、「一部に弱めの動きがみられるが、緩やかに回復している」と2年1か月ぶりに判断を引き上げました。個人消費や観光など7つの項目のうち6つの項目で判断を据え置きましたが、鉱工業生産については引き上げました。半導体などの電子部品や化学分野で海外からの需要が好調なことから1年7か月ぶりの引き上げとなっています。
鉱工業生産分野が好調なことから全体の判断引き上げにも繋がったということです。