10月4日から、宮城県内を訪問されている秋篠宮ご夫妻は、5日、利府町で開かれた全国育樹祭の式典などに出席されました。
全国育樹祭は、森を守り育てることの大切さを広めようと、毎年行われているもので、県内では初めて開催されました。
秋篠宮ご夫妻は、4日は白石市を訪問され、1997年に上皇ご夫妻が植えられたブナやオオヤマザクラの手入れをされました。
そして、5日は式典に出席され、秋篠宮さまがおことばを寄せられました。
秋篠宮さま
「かけがえのない豊かな森林を維持し、次の世代に引き継いでいくことは私たちに課せられた大切な努めでありましょう。こうした活動が今後も多くの人々に支えられ、一層発展していくことを期待しております」
また、午後は、大衡村の林業の試験研究などを行う県林業技術総合センターを視察されました。
林業関係者との懇談では、人材育成などの取り組みについて説明を受けられました。
懇談の参加者
「子供たちに対する森林学習のようなものが重要ですねというお話をいただきました。今回の懇談そのものが光栄であり、林業関係者にとって大きな励みになるということをお伝えいたしました」
懇談の参加者
「最初は緊張したんですけれども、温かい笑顔で聞いてくださって非常に今後の励みにもなりました」
秋篠宮ご夫妻は県内での2日間の日程を終え、帰路につかれました。