北海道・安平町で10月5日、町民を対象にした大地震の防災訓練が行われました。

 災害が起きた場合実際の避難所となる安平町の追分公民館で訓練は行われました。

 町民は段ボールベッドの製作を体験。

 小さな段ボール箱を組み立て大きな箱に入れていくと、避難用のベッドが完成します。

 「ちょっと座ってみてください」(担当者)

 「全然、大丈夫。すごい」(参加者)

 安平町では2018年の胆振東部地震で建物450棟が全半壊し、避難生活が長期化していました。

 「(胆振東部地震で)避難中、1年以上段ボールベッドで寝てたので(使い方は)大丈夫」(安平町民)

 「忘れるので定期的にこうやって(訓練を)受けられるのはいい」(安平町民)

 参加者はこのほか心臓に電気ショックを与えて蘇生させるAEDの使い方などを学んでいました。

北海道文化放送
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