自民党の高市新総裁は、党の役員人事を巡り、5日午後5時ごろから総裁選挙で支援を受けた麻生最高顧問と会談しています。
東京・赤坂の議員宿舎で人事の構想を練っていた高市氏は、午後5時前に宿舎を出て、自民党本部に到着しました。
また、自身の派閥の議員に総裁選の決選投票での高市氏への投票を呼びかけた麻生氏も党本部に入り、2人で会談しています。
高市氏は党運営の要となる幹事長に、麻生氏が推す鈴木総務会長を起用する方向で検討に入っているほか、総裁選で争った小林鷹之氏を党四役など要職で起用する案が浮上していて、こうした人事案について麻生氏と協議しているとみられます。
高市氏は今週前半に人事の骨格を固めたい考えで、麻生氏本人の処遇を含め、助言を受けたい考えです。