自民党総裁選挙で当選した高市早苗新総裁は4日夜、初の記者会見に臨み、「今回、自民党の景色を少し変えることができるんじゃないかと思っている。明るく元気に前向きに、そしてひたむきに、懸命に働く姿を多くの国民の皆様に見ていただけるよう誠心誠意頑張っていく」と述べた。その上で「なんといっても時間がございません。自民党の総裁選の間も、各党の皆様にお待ちをいただいた。臨時国会を開いて、できるだけ速やかに今、多くの国民の皆様が直面しておられる課題に取り組んでいかなければならない。何としても物価高対策に力を注ぎたいと思っている」と強調した。
他党との連携については「まず自公連立が基本中の基本だ」と指摘した上で、「連立政権を組むということは、それ以前に政策合意が必要でございますので、早速、政策合意に向けて、ちゃんと連立を維持していける形を作ることに向けて、努力する」とし、野党との連立については「相手のあることなので、現段階でどことということは私は申し上げない」としつつ、基本的な考え方の合う政党との連携を模索する考えを示した。
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