廃墟の火元はかつてバブル時代ににぎわった場所でした。

 北海道函館市で10月3日未明、廃業したホテルが焼ける火事があり、警察は不審火とみて調べています。

 暗闇の中で燃え上がる真っ赤な炎。

 3日午前4時20分ごろ、函館市柏野町にある廃業したホテルで、「火の粉が見える」と通行人から消防に通報がありました。

 「4キロほど離れているここからでも、まだ煙が上がっているのが確認できます」(小町麻紀カメラマン)

 火は約6時間30分後にほぼ消し止められ、この火事によるケガ人はいません。

 火元は、リゾート施設「恵山モンテローザ」として、バブル期には多くの客でにぎわっていました。

 「全然今はわからない、昔は入ろうと思えば入れるような感じだった」(現場近くの住民)

 現場には火の気がないことから、警察は不審火とみて調べを進めています。

北海道文化放送
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