鳥取県教育委員会に勤務していた男性職員がマッチングアプリを通じて画像を公開し、奨学金利用者の個人情報を流出させたとして、県の教育委員会はこの職員を戒告の懲戒処分にしました。
処分を受け、職員は依願退職しました。
懲戒処分を受けたのは、県教育委員会人権教育課に勤務していた会計年度任用の男性職員です。
この職員は、2025年1月から9月にかけて自身が利用しているマッチングアプリを通じて業務で扱っていた奨学金利用者などの個人情報が写り込んだ職場のパソコン画面を公開。
文字が読み取れる状態だったため、氏名や返還状況など18人の個人情報が流出したということです。
県は、9月30日付けでこの職員を戒告処分とし、職員は依願退職しました。
処分を受け、足羽英樹教育長は「県民の皆様の信頼を一刻も早く回復できるよう服務規律の順守に関する指導に努めてまいります」とコメントしています。