兵庫県警は死亡ひき逃げ事件で任意同行を求めた際に自分で首などを刺し死亡した男を、ひき逃げの疑いなどで書類送検しました。
大阪府豊中市の左官工の男(55)は、ことし8月、兵庫県西宮市で、赤信号で交差点に侵入して女性をひき逃げし死亡させ、その後、同乗していた無免許の知人に運転させた疑いがもたれています。
男は事件のおよそ3週間後、自宅で兵庫県警の捜査員に任意同行を求められた際、「忘れ物をした」と言って別の部屋へ行き、包丁で首などを複数回刺し死亡しました。
男が死亡したため警察は容疑者死亡のまま書類送検しました。