池田町で1日、役場の新庁舎を含めた複合施設の建設工事着工に向け、安全祈願祭が行われました。
役場を含む新たな複合施設が建てられるのは、現在の庁舎から北へ約500メートル離れた場所です。
1日は、工事の安全を祈願して杉本博文町長や施工業者らが地鎮祭など行いました。
新たな施設の延べ床面積は約3000平方メートルで、木造と鉄筋コンクリートの平屋建てで事業費は約26億円。木材の9割以上は町内産を使うということです。
町役場のほか図書館や公民館の機能を備えた複合施設となります。
杉本博文町長は「池田町の人口減少が続く中で、将来をどう進めていくのか。誇りだけは絶やすことがあってはならない。町民の財を使用し、町民の施設になれるかどうか、私たちがこれから試される」と話しています。
完成は2027年の5月を予定しています。