勤務する高校の教え子が居酒屋で飲酒しているのを隣のテーブルにいた教師2人が止めなかったとして、広島市教育委員会が関係者に聞き取りを行っていることがわかりました。
市教委によりますと今年7月、広島市の市立高校に通う女子高校生3人が県内の居酒屋で飲酒し、その際、隣のテーブルに同じ高校の20代の男性教師2人が居合わせました。
市教委などによりますと、女子高校生3人は、この場で、ビールと梅酒を飲んだことがわかっていますが、当時、隣に居合せた男性教師2人は学校の聞き取りに対し、「生徒の飲酒には気付かなかった」と答えたということです。
この問題は、女子生徒らが学校側に別件で相談を行っている中で明らかになり、飲酒したことについて「軽率だった」と話しているということです。
市教委は、男性教師らから他にも不適切な事案がなかったかなど、慎重に聞き取りを進めるとともに指導を行うことにしています。