2025年9月から運用が始まった「緊急銃猟制度」を受けた研修会が、岐阜県飛騨市で開かれました。

 各地でクマの出没が相次ぐ中、市街地などに現れた際に、市町村の判断で発砲できる緊急銃猟制度の運用が9月から始まりましたが、発砲の際には住民の安全を確認するなど、慎重な対応が求められます。

 飛騨市では9月29日、行政の担当者や猟友会のメンバーらが集まり、クマが現れた想定の場所で発砲が可能か地図上でシミュレーションしたほか、屋外で住民の避難誘導や、模擬ライフルを使った捕獲手順の確認が行われました。

 飛騨市では9月26日までにクマの目撃情報が33件寄せられていて、27日は罠にかかったクマに男性が襲われてケガをする被害がありました。

東海テレビ
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