香川大学が開発したブドウを使ったワインの仕込み作業が9月29日からさぬき市のワイナリーで始まりました。
香川大学農学部が開発したワイン用のブドウ、「香大農R-1」です。さぬき市のさぬきワイナリーでは、29日からこのブドウを使ったワインの仕込み作業が始まり、約4トンのブドウが醸造用のタンクに送り込まれました。
「香大農R-1」は、糖度が約20度と甘いのが特徴で、フランス産の赤ワインなどに比べポリフェノールが約2倍から3倍含まれていて、まろやかな味わいが楽しめるということです。
(さぬきワイナリー 松本朋弥副工場長)
「今年(2025年)は去年に比べて雨が少なかったので、ブドウが病気になることが少なく、品質が良い。日本でここでしか使っていないブドウなので皆さんに飲んでほしい」
ワインの仕込み作業は10月初旬まで行われ、出来上がったワインは、11月16日からさぬきワイナリーのほか香川大学などでも販売されます。