女子サッカー、なでしこリーグ2部で優勝争いを繰り広げる2位の吉備国際大学シャルム岡山高梁は9月27日、ホームで首位・市原との直接対決に臨みました。

夏の中断期間を経て、約2か月半ぶりのリーグ戦。1部昇格を目指すシャルムはあと4試合を残す中、優勝争いの渦中にいます。

2位のシャルムは27日、首位・市原との直接対決に臨みました。

試合が動いたのは前半35分、西村留亜(24)が裏に抜け出すと、相手のクリアミスを逃さず右足でシュート!得点ランキング1位の西村のゴールで、シャルムが幸先良く先制します。

エンドが変わって後半16分に同点に追いつかれますが、その1分後、西村がこの試合2点目のゴールを決めて勝ち越しに成功。嫌な流れを吹き飛ばします。

(サポーターの喜び)「パチパチパチ!」

しかし、後半34分に同点ゴールを許すと。試合終了間際に、決勝ゴールを決められ、そのまま試合終了。シャルムは3対2で敗れました。順位は変わらず2位のままですが、首位との勝ち点差は4に広がりました。

(吉備国大シャルム岡山高梁 11 MF・西村留亜選手)
「一番無い試合結果だったので、それは改善していきたい」

試合終了後には、元日本代表・加戸由佳(35)のリーグ戦通算300試合出場達成のセレモニーが行われ、家族から花束などが手渡されました。

(吉備国大シャルム岡山高梁 10 DF・加戸由佳選手)
「今季必ず1部昇格を果たし、新たな歴史の1ページを刻みたいと思います」

1位が1部に自動昇格、2位が入替戦に臨むなでしこリーグ2部。試合は残り3試合です。

一方、1部の岡山湯郷ベルは27日、アウェーで名古屋を2対1で破り、6試合ぶりの勝利を収めました。あと2試合を残し、1部残留を決めています。

岡山放送
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