大島造船所は、子供たちが遊べる遊具や飲食店などがある複合施設を西海市に建設すると発表しました。

開館は2027年春の予定です。

複合施設を建設するのは、2013年に閉校した西海市大島町の大島中学校の跡地です。

広さは約1800平方メートルで、屋内型の児童遊具や飲食店、フィットネスジムのほか、子育て支援の施設も入る予定です。

複合施設の建設は大島造船所が2024年4月に、西海市や十八親和銀行などと立ち上げた「西海市の地方創生を考える会」で議論してきました。

大島造船所 山口眞 社長
「老若男女が分け隔てなく楽しめる複合施設があれば、西海市がより住みやすい町、子育てがしやすい町になって長く住める街として認めてもらえるのではと」

官民が連携して事業に取り組むことで、施設の魅力を最大化させ、市の課題である人口減少に歯止めをかけるねらいです。

瀬川光之 市長
「こういった施設が利用する人たちだけでなく、利用し合う仲間づくり意識として広がりを見せる施設になればと期待」

複合施設の工事は2026年4月に着工し、開館は2027年春の予定です。

テレビ長崎
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