アメリカ・カリフォルニア州で25人の覆面集団が宝石店に押し入り、約1億5000万円相当の宝石を奪って逃走した。

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近隣では17人組の集団強盗も発生、「テイクオーバー型」と呼ばれる集団強盗が増えているという。

武装した覆面集団25人が宝石店襲撃

アメリカ・カリフォルニア州サンラモンで22日の午後、ショッピングセンター内にある宝石店で、宝石強盗事件の一部始終を防犯カメラが捉えた。

拳銃のようなものを手に店内へとなだれ込んできたのは、フードやマスクなどで顔を隠した集団だ。

拳銃のような物を持った2人に続き、大勢の仲間が続々と店内へ入ってくる。

彼ら強盗団は画面手前のショーケースを破壊すると、中にあった宝石類をバッグに放り込んでいく。

それぞれバールのような工具や、大きな間口のバッグを手にしているのが分かる。

侵入者の数は、遅れてきた1人を加え25人にものぼる。

彼ら強盗団は画面手前のショーケースを破壊すると、中にあった宝石類をバッグに放り込んでいく。

一方、画面左側にあるショーケースはつるはしで叩いても破壊できず、手こずっている様子だ。

強盗団は犯行を終えると、複数の車に乗り込み姿を消した。

逃走用の車か?店の目の前にドアを開け放したままの車
逃走用の車か?店の目の前にドアを開け放したままの車

奪われた宝石類は日本円で約1億5000万円相当。現地メディアによると、その後少なくとも7人の容疑者が警察に逮捕された。

また捜査担当者は、強盗団が別の事件にも関与していることをほのめかしているという。

捜査担当者:
これは彼らにとって初めての犯行ではない…

「テイクオーバー型」集団強盗が急増

カリフォルニア州では5日にも同様の事件が起きていた。

約17人の集団が宝石店になだれ込み、わずか1分足らずの間に宝石類を奪っていった。

この店があるのは、今回襲われた宝石店から車で1時間もかからない場所。

ただ、ふたつの事件が同じ集団による犯行なのかは明らかになっていない。

アメリカでは、武器を持った集団が店の支配権を奪って犯行に及ぶ「テイクオーバー型」などと呼ばれる集団強盗が増加していて、問題となっている。
(「イット!」9月26日放送より)

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