首位福岡ソフトバンクにマジック「2」とされ、後が無くなった北海道日本ハムファイターズは9月26日(金)、ベルーナドームで埼玉西武ライオンズと対戦し、15安打の猛攻を見せ打撃戦を制し連敗を3でストップしました。
初回から3点を先制される苦しい展開でしたが、2回に田宮裕涼のタイムリーで1点を返すと、続く3回表には一死満塁のチャンスで清宮幸太郎がライトへの2点タイムリーで同点、さらに「清宮が良い流れを持って来てくれた」という石井一成も続いてタイムリーを放ち、4-3と逆転に成功します。
その後、渡部にソロホームランを浴びて同点に追いつかれるも、5回表には一死二、三塁のチャンスに水野がセンターへ勝ち越し3ランホームランを放ち、7-4とリードします。直後の5回裏、矢澤がライトへの大飛球をキャッチするファインプレーで守備でもチームを盛り立てました。
6回表にはパ・リーグ打点王のレイエスが、89打点目となる犠牲フライで1点を追加し8-5とリードを広げます。
7回以降は両チーム共に得点を挙げることが出来ず、ファイターズは80勝到達で連敗をストップしましたが、福岡ソフトバンクも勝利したため、マジックは「1」となりました。
試合後のヒーローインタビューで水野は、5回の3ランについて「ある程度狙っていた球が来たので上手く打てました。」と話し、9月に入って好調なバッティングについては「打ち損じが少なくなってきた結果」と分析しました。