来月から保育所などでの児童虐待に関する通報を義務化する改正児童福祉法が施行されます。

県は、9月26日にこの法改正の内容について説明会を開きました。
説明会には、各市町村の担当者や保育施設関係者などおよそ200人が参加しました。

この法改正は、保育所職員などによる児童虐待があった場合に、通報義務が発生するもので、虐待防止と子供の安全確保の強化が目的です。
これまで養護・介護施設での虐待には通報義務がありましたが、保育所や幼稚園などには法律上の規定はありませんでした。

(県こども政策課 高羽正和主査)
「法改正によりまして、虐待に関する考えがより、皆さん深くなりまして『未然防止』そこが非常に重要になりますので、そういったところが大きく進むと思います」

(参加者)
「(今回の法改正を受けて)子供たちが、のびのびと、子供たちらしく過ごしていけるのではないかと期待します」

今回の法改正によって、県では保育所などでの虐待の防止や早期発見につなげたいとしています。

テレビ宮崎
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