佐賀県警の科捜研で不正なDNA鑑定があった問題をめぐり、26日県議会の常任委員会が科捜研に入り、鑑定の現場を視察しました。
26日午前、県警察本部を訪れたのは、県議会の総務常任委員会のメンバー10人です。
議員は、県警から科学捜査研究所の業務や管理体制について説明を受けた後DNA鑑定に関わる8つの部屋などを視察しました。
この問題では、7年間に約130件の不正なDNA鑑定が確認されていて、外部の有識者などが調査する“第三者委員会”の設置を求める声も高まっています。
一方、県警は「高度な専門性がなくても調査の是非は評価できる」などとして、第三者委員会の設置の必要性を否定しています。