兵庫県姫路市のスイミングスクールで女の子らが盗撮された事件で、被害者の両親が再発防止の強化を求めて調停を申し立てました。
大阪簡易裁判所に調停を申し立てたのは3年前にJSS姫路スイミングスクールに娘を通わせていた両親です。
判決文などによると、スクールのインストラクターだった吉井一磨受刑者(51)は教え子の女の子らにわいせつ行為をし、児童ポルノを製造したとして懲役4年の判決が確定し、服役しています。
事件後、スクール側は見回りの強化や女性職員の増員など再発防止策を提示しましたが、女の子の両親は「検証が不十分」として第三者による原因分析などを求めています。
スクールの運営会社は「コメントについては差し控えます」としています。