干し柿などに加工される「西条柿」。岡山県内で最大の産地、津山市で収穫が始まりました。猛暑で生育が心配されましたが豊作だということです。

ぷっくりとした実が次々と収穫されています。津山市では小田中や加茂地区を中心に、22の生産者が栽培している西条柿。渋柿に分類され、天日のもとで干し柿に加工されてきましたが、ドライアイスで渋を抜いて甘みを出す加工方法も採用されています。

2025年は夏の猛暑に加え雨が少なかった影響で、成熟が早まり小ぶりになりましたが、実の数は多く全体としては豊作だということです。

(田中農園 田中克宜さん)
「今年(2025年)は雨が少なかった分、糖度が非常に高いカキになった」

収穫は11月下旬まで続き、岡山県内のほか広島や大阪などへ、生産者全体で50トン以上の出荷を見込んでいます。

岡山放送
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