野球の独立リーグ・四国アイランドリーグｐｌｕｓで愛媛が総合優勝
野球の独立リーグ・四国アイランドリーグｐｌｕｓのチャンピオンシップが行われ、後期優勝の愛媛マンダリンパイレーツが前期優勝の徳島インディゴソックスに逆転サヨナラで勝利し、２年連続のリーグ年間総合優勝に輝いた。
２勝すれば年間総合優勝が決まるチャンピオンシップ。
愛媛は徳島に１勝し、王手をかけて２戦目に挑んだ。
２１日に愛媛県四国中央市の浜公園川之江野球場で行われた第２戦は、徳島がホームランなどで４点をリードする展開になった。
４点リードを許すもドミニカ出身・メヒアのホームランで流れをつかむ
４回裏に愛媛が反撃にでる。
２アウトランナー２、３塁のチャンスに８番・ドミニカ出身のメヒア（広島カープ育成派遣）が、ここ一発のホームランで４対３に迫る。
その後、両チーム得点を重ね、６－４と徳島リードで最終回・愛媛の攻撃を迎えた。
６対４で迎えた最終回に見せた執念のサヨナラ逆転勝利
9回の攻撃で愛媛は１点を追加し、なおも１アウト２、３塁の場面。
５番島原のファーストゴロが徳島のフィルダースチョイスを誘い、３塁ランナーがホームインで土壇場で同点に追いついた。
そして、ランナー２人を置いて６番大城がレフトへヒットを放ち、７対６の逆転サヨナラで愛媛が勝利を収めた。
愛媛マンダリンパイレーツの年間総合優勝は２年連続４度目だ。
劇的勝利で総合優勝！次は１０年ぶりの独立リーグ日本一を目指す
総合優勝を決めた愛媛マンダリンパイレーツの弓岡敬二郎監督
「最高ですね。劇的な勝ち方ができて、本当にみんな頑張ってくれましたね。四国アイランドリーグｐｌｕｓ全体のために、なんとかもう一回日本一取りたいですね」
愛媛マンダリンパイレーツは栃木で行われる「日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップ」に出場し、１０年ぶりの独立リーグ日本一を目指す。
