プレスリリース配信元:株式会社eclore
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ SEO支援実績4,300社のランクエストが歯科業界の1~10位の検索順位毎のクリック率を分析
SEO支援実績4,300社のランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年8月において歯科業界のクライアントサイトで上位10位以内にランクインした6,927件の歯科関連キーワードを対象に検索順位ごとのクリック率(CTR)を分析しました。
さらに、SEO業界向けの自社サイト(注)のクリック率データと比較することで、歯科業界特有のクリック傾向やユーザー行動の違いも明らかにしています。
検索での探し方や情報の選び方は、業界ごとに少しずつ違いがあります。今回のデータが、歯科業界ならではのユーザー行動を理解するきっかけとなり、SEO対策を考える際のヒントになれば幸いです。
目次
1.2025年8月度:歯科業界における検索表示順位別クリック率
1-1.1位は高水準のクリック率
1-2.2位・3位も一定の流入を確保
1-3.4位以降でも存在感を発揮
2.2025年8月度:歯科業界 vs SEO業界の検索順位別クリック率比較
2-1.1位はSEO業界より低めだが存在感は健在
2-2.比較検討を重視するユーザー行動が表面化
2-3.下位順位での健闘が見られる特徴
3.歯科業界のクリック率から見る検索行動とSEO対策
3-1.歯科業界でも「まずは1位」が選ばれる傾向
3-2.1位依存ではなく広がるクリックの分散
3-3.下位順位でも健闘する歯科業界の特徴
3-4.SEO対策の方向性
(注) ランクエストが運営するメディア:https://rank-quest.jp/
1.2025年8月度:歯科業界における検索表示順位別クリック率(CTR)

1-1.1位は高水準のクリック率
- 検索順位1位のクリック率は32.6%と高い水準を記録しており、検索ユーザーのおよそ3人に1人が最上位の結果を選んでいます。最初に表示される情報への信頼感がそのまま行動に表れていると考えられます。1-2.2位・3位も一定の流入を確保
- 2位は13.0%、3位は4.8%と、1位と比べると大きく下がるものの、依然として一定のクリックが得られています。特に2位は1割以上のCTRを維持しており、上位数件の中で複数の選択肢を比較しながらクリックするユーザーが一定数存在していることがわかります。1-3.4位以降でも存在感を発揮
- 4位(2.5%)、5位(1.6%)を中心に、6位以降でも1%前後のクリック率が確認できます。数値としては高くないものの、検索結果の下位に表示されても一定のユーザーがアクセスしている点は注目すべきです。特に検討意欲の高いユーザーが下位まで見ていると考えられ、流入の機会が完全に失われるわけではありません。2.2025年8月度:歯科業界 vs SEO業界の検索順位別クリック率比較

※ SEO業界のCTR情報はランクエストサイト( https://rank-quest.jp/ )のデータに基づいています。
2-1.1位はSEO業界より低めだが存在感は健在
- 歯科業界の1位CTRは32.6%と高水準で、検索ユーザーの約3人に1人が最上位を選んでいることがわかります。SEO業界(41.0%)と比べると▲8.4ptと差がありますが、それでも検索結果における最大のクリック流入源である点は変わりません。- ユーザーはまず最上位を確認する習慣を持っており、依然として1位が特別な存在感を放っています。
2-2.比較検討を重視するユーザー行動が表面化
- 2位(13.0%)、3位(4.8%)、4位(2.5%)、5位(1.6%)はいずれもSEO業界の数値を上回っています。特に2位(+0.9pt)、3位(+1.0pt)では差が目立ち、1位だけに依存せず複数の結果を見比べていることが読み取れます。- 検索ユーザーが安心感や比較検討を重視していることが表れており、上位複数ページに対して一定の流入が分散するのは歯科業界の特徴的な動きといえます。
2-3.下位順位での健闘が見られる特徴
- 6位~10位ではCTRは1%前後に留まるものの、SEO業界よりも高い数値を維持しています。特に7位(+0.9pt)、8位(+0.9pt)では差が大きく、ユーザーが下位の結果にまで目を通すケースが一定数あることを示しています。- こうした行動は「慎重に選びたい」という意識の表れであり、下位順位でも他業界に比べればクリックが得られる余地がある点はポジティブに捉えられます。
3.歯科業界のクリック率から見る検索行動とSEO対策
3-1.歯科業界でも「まずは1位」が選ばれる傾向
- 歯科業界の検索順位別クリック率では、1位が32.6%と依然として最も高く、検索ユーザーの大部分が最上位に注目していることが明らかになりました。- SEO業界(41.0%)と比べるとやや低めですが、それでも1位が集客の中心である点は変わらず、順位争いにおける重要性が裏付けられています。
3-2.1位依存ではなく広がるクリックの分散
- 一方で、歯科業界の大きな特徴は2位~5位でもSEO業界を上回るクリック率を維持している点にあります。2位(13.0%)、3位(4.8%)、4位(2.5%)などはいずれもSEO業界を上回り、複数の結果を比較しながらクリックする傾向が読み取れます。- これは、ユーザーが「信頼できる医院を見極めたい」という意識を持ち、1位だけでなく複数の候補を確認する行動に結び付いていると考えられます。
3-3.下位順位でも健闘する歯科業界の特徴
- さらに、6位~10位でも1%前後のCTRを確保しており、SEO業界と比べても高い水準を示しています。特に7位・8位では差が大きく、ユーザーが下位の結果にまで目を向けるケースが一定数存在しています。- こうした動きは「より多くの情報を比較したい」「慎重に選びたい」という心理の反映であり、他業界に比べてクリックが分散しやすい傾向が特徴です。
3-4.SEO対策の方向性
- 主要キーワードごとの専用LPを整備し、タイトル・見出し・冒頭要約で検索意図を明確にし、院長プロフィールや症例・学会資格を示してE-E-A-Tを高めておくと、記事で示された「1位が最大の流入源」という傾向を確実に活かせそうです。- また、2~5位でも比較的高いCTRが確認されたことから、費用・期間・痛み・保証・実績などの比較軸をタイトルやメタディスクリプションに盛り込み、FAQやパンくずリストなどのリッチリザルトを活用しながら、料金レンジや予約導線を含む情報量の多いファーストビューを整えておくと、複数候補の中から選ばれやすくなるでしょう。
- さらに、6~10位でも1%前後のCTRが見られた点を踏まえ、「治療の選び方」「他治療との比較」「症状別ガイド」など比較系コンテンツを充実させ、治療ハブから症状・費用・リスク・アフターケアへと広がる内部リンク設計等で慎重に比較検討するユーザーを取り込めそうです。
- 加えて、ユーザーが情報を精査する傾向が強いことを考慮し、Googleビジネスプロフィールの更新や医療広告ガイドラインに沿った情報提示(リスク・根拠・監修・更新日等の明記)、料金の透明化や複数の予約手段、Core Web Vitalsやモバイルでの利便性向上を意識した改善を行いながら、Search Consoleで順位とCTRを定期的に確認し、タイトルABテストやコンテンツ追加を続けていくことが望ましいでしょう。
監修者:杉本 貴之(Takayuki Sugimoto)
株式会社ecloreにて年間120社超のSEOコンサルを担当。SEO分野で培った分析力と多数の企業との豊富なコミュニケーション経験を活かし、消費者の購買行動や市場動向を深く理解。一次情報に基づくコンテンツの監修を通じ、信頼性が高く質の優れた情報発信を積極的に行っている。
【保有資格】SEO検定1級、Googleアナリティクス認定資格

調査概要
調査期間: 2025年8月1日~2025年8月31日調査機関: 株式会社eclore
調査対象: ランクエストの歯科クライアントサイト
有効回答数(サンプル数): 6,927キーワード
対象キーワードは、ランクエストの歯科クライアントサイトにおいて2025年8月に検索結果の1位から10位に表示されたものに限定し、各順位ごとのクリック率を分析しました。
調査方法:
- Googleサーチコンソールのデータを使用し、対象キーワードの検索順位別クリック率(CTR)を算出しました。
- クリック率(CTR)は、クリック数を表示回数で割り、その結果に100を掛けてパーセンテージとして表しています。
<<調査結果の利用条件>>
- 情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」を明記してください。
- ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/dentalclinic-seo/
ランクエストについて
ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。
社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。
Point1.自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。Point2.正社員のライターチームによる品質担保
コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。Point3.SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業
SEOに限らずリスティング広告や、SNSの運用など、多岐にわたる施策をご案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えます。おすすめ記事
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ランクエスト 概要
商号 :株式会社eclore代表者 :宮島 隆
所在地 :東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階
HP :https://rank-quest.jp/
事業内容:主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業
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