立憲民主党の野田代表は19日、国会内で記者団から、自身の代表就任からまもなく1年となることについて問われ、「国会開会中は国会で一生懸命仕事をしたが、その間に選挙ばかり続き、激動の1年だった」と振り返り、「新たに執行部を作ったので党勢拡大ができるように自分の役割を果たしていきたい」と今後への決意を示した。
また、代表就任後1年間の成果を問われた野田氏は、「去年の臨時国会では、野党がまとまって対応して政策活動費を廃止することができた。補正予算で28年ぶりの修正もできたし、通常国会でも高額療養費の問題など、熟議の国会の中で意志を通すことができた部分があった」と振り返り、「これは少数与党政権に追い込んだ結果だ、もっと成果を出せるようにしていきたい」と強調した。
さらに野田氏は政権交代への意気込みについて、「少数与党まで追い込んだが、我々が与党になれるように、次の総選挙の暁には、まず比較第一党を目指し、しっかりそのチャンスを掴んでいきたい」と決意を示した。
(フジテレビ政治部)